AUO Display Plusスマート歯科用色調合わせソリューションは、臨床撮影設備、映像撮影・取込条件およびA.R.T.ディスプレイなどのパラメーターを確立し管理できます。
グレースケールのRGB値を基準値として画像を取り込み、クラウドソフトウェアを介して演算と色補正を行い、調整を行った後の画像の色彩再現結果は一般の人の眼で識別可能な色収差を下回り(△E < 3*)、演算と補正を行っていない歯の映像と比較して色収差の改善度は75%に達しています。
義歯の製造プロセスにおいては、歯の色および歯の情報をいかに正確に伝えるかが重要な要素になります。
AUO Display Plusのスマート歯科用色調合わせソリューションは、色調整アルゴリズム、正確な色補正、バーチャル復元により、歯科用色調合わせプロセスを簡略化します。異なる作業場所での歯の実際の色および一致を実現することにより、義歯製造におけるコミュニケーションのコストと再製造率を低減し、医療の満足度を向上させます。
色彩調整アルゴリズム技術による補正後、異なる場所にいる歯科医師と歯科技工士はA.R.T.専用ディスプレイで取り込んだ画像の歯と義歯の一致した色を見ることができ、これにより正確なコミュニケーションが実現し、義歯の製造効率が向上します。
A.R.T.専用ディスプレイにはAUO独自の先進反射防止技術(Advanced Reflectionless Technology、A.R.T.)が搭載されており、周囲の光による干渉を低減し、明室コントラスト比(Ambient Contrast Ratio、ACR)特性を備えています。実験により、明るい光源の下ではA.R.T.専用ディスプレイの明室コントラスト比は一般の歯科診療室のディスプレイの約18倍*で、画面の色が非常に鮮明で、取り込んだ映像における実際の歯の色、反射光の色と立体感を実現できることが証明されています。
*これはAUO Display Plusが業界資料および実験室のシミュレーション試験の結果を参考したもので、実際の状況は試験環境、ディスプレイの再生画像コンテンツ、システムの仕様、ディスプレイの設定などの要素によって異なります。
AUO Display Plusのスマート歯科用色調合わせソリューションは歯の色の識別機能を備えており、歯科技工士が義歯の画像をプラットフォームにアップロードすると、ソフトウェアは選択範囲の歯の色を識別し、その歯の画像と歯の色のLab値の比較を行い、△L*、△a*、△b*の差分対照を行うことにより義歯製造後の色調合わせプロセスを簡略化し、色調合わせの数値化を実現します。
△ = 0:義歯と患者の実際の歯が一致している
△ ≠ 0:歯科技工士が自分で義歯の色を微調整する
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